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2012年 08月 05日
開催された日の前日までは30℃超えの真夏日からこの日は一転、しとしと雨が降る肌寒い一日。
通のシャンパーニュ5種とシェフのお料理とのマリアージュの会をYちゃんと参加♪。 = Agrapart Blanc de Blancs 7 crus アヴィーズ村に4世代にわたって営まれてきた生産者。「7crus」は名前の通り、7つの畑で収穫されたシャルドネを使ったものだそうです。シャルドネ100% 外観はクリアーなシャンパンゴールド、香りは白桃、ライム、白い土、フレッシュ感があり酸はとてもきれいで広がりも豊か。 トマトのムースの酸と、このシャンパーニュのきれいな酸とが一体化してとても美味しかった♪ムースの上にのっているセロリのグラニテがより一層爽快感を与え、シャンパンをひきたててくれます。これからの季節にぴったりかつコースの始めにふさわしいさわやかな一品。 = Charistophe Mignon Extra Brut クリストフ・ミニョン氏はマルヌ渓谷の中央部南側フェスタニーの地に6haの自社葡萄園を所有するRM。畑の4/5は南西向き斜面。クリストフ・ミニョン氏はジャック・セロス氏のお弟子さんでビオディナミを実践しピュアなテロワールの味わいを表現したシャンパンを作り出す。ピノムニエ100%。 外観はややオレンジが入った色調。青りんご、コリアンドル、けしの実、サンザシ、ブリオッシュなど。他のシャンパンにはあまり感じられないサンザシの香りが顕著でした。 口に含むと泡はとてもよく溶け込んでいて、余韻の長さにも驚きました。 軽く火を通したホタテ貝にケッパーやシソの花、きゅうりのソテーなどが添えてある一品。シャンパンのコリアンドルなどのオリエンタルな香りとお料理のケッパー、りんご、シソの花、ペッパーなど複雑な味わいとがとてもよく合っていてこれも美味しかったです。 = Pol Roger Brut Vintage 2000 2000年は1999年と同じように暑く、雨が多く、太陽の少ない年でブドウの成長期の天候が不安定だったにも関わらず、予期せぬ結果となりました。収穫時期の直前に天候が回復し、しっかりと熟した健康なブドウが収穫できたそうです。ポル・ロジェ社の伝統的なブレンドによるもので、モンターニュ・ド・ランス、グラン・ヴァレ・ド・ラ・マルヌ、コート・デ・ブランにある20のグラン・クリュとプルミエ・クリュのブドウを使用しています。 真鯛の鉄板焼きにフヌイユを蒸したものを添えて、ソースはマスタード風味のお料理。真鯛のミネラル感とシャンパンの組み合わせは抜群です。 = Louise Pommery 1998(マグナムボトル) ポメリー社は1836年ランスに設立。ポメリーのプレステージシャンパーニュ「キュヴェ・ルイーズ」はフランス名門貴族のド・ポリニャック家に嫁いだマダム・ポメリーの愛娘「ルイーズ」の名を冠しています。ブドウの出来が極めて恵まれた年にのみ、3つの厳選されたグラン・クリュ(Avize、 Cramant、 Ay)のブドウから、造られます。6年以上セラーに寝かせて造られる、洗練されたポメリーのシャンパーニュの中でも頂点をきわめる傑作です。キュヴェ・ルイーズの『ルイーズ』は、世界で初めて辛口(ブリュット)シャンパーニュを世に広めた、マダム・ポメリーの功績をたたえて、彼女と娘の名前が与えられています。シャルドネ60%、ピノ・ノワール40% 1998年のマグナムボトルはもう日本には流通していないようです。最後の1本でした!! ノワゼット、ミネラル、ドライフルーツ、アカシアの花などとても洗練された味わいで余韻も長くほんとうに美味しかった!!! = Catter Rose Brut 最後のシャンパンは、当初予定していたシャンパーニュの印象が以前と変わって骨格がしっかりしたタイプだったので、急遽優しい味わいのこのシャンパーニュに変更したそうです。 キャティアは1763年創業のモンターニュ・ド・ランスの中心シニー・レ・ローズに位置する家族経営のメゾン。名前の由来は村の境界にある樫の木 (Chigny)と美しいバラの庭園(les Rose)です。1918年よりブドウの栽培だけでなく、醸造、瓶詰め、出荷も手がけるようになり、エール・フランスのファーストクラスでも採用されていたそうです。ROSEはピノ・ノワールとピノ・ムニエで90%、シャルドネ10%。 赤いフルーツの味わい、優しい味わいのロゼ。 桃のブランマンジェは今まで食べたデザートの中でも絶品といえる一品みずみずしい桃と、皮と種も使ったシャーベットにはわずかなバラのような香りがあり、そこにキャティアロゼの繊細でやわらかな味わいがぴったり。やはりここで骨格がしっかりしているロゼを合わせてしまうとシャンパーニュが勝ってしまい合わないと実感!! 料理もシャンパンもほんとうに美味しかったけど、それぞれの組み合わせにより口に広がる一体感などを味わうことができ、マリアージュを愉しめて良かった
by Yamjyou
| 2012-08-05 22:54
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